■CB1100F 鉄フレーム補強材
このモナカ合わせの材料を使用したガセットタイプのフレーム補強材は、僕がかなり以前の10代の頃から『モリワキエンジニアリング様』の熱烈なファンで、色々なモリワキ製フレームを拝見させていただき、常にマネさせていただいていたモノです。
溶接面積が広くとれて、パイプの断面方向に溶接ビートが入らなく、薄く軽い補強材料でも加工次第では パイプを使用した補強よりも強度を出せる、まさにフレーム補強にはぴったりな手法なんですよ!
肉抜き穴も、ただ空けているだけでは強度が落ちますが、内側に折り込む事で逆に強度が出せます。
上端のモナカ合わせ部分への折り曲げも、ただ普通に直線的に曲げるのではなく、R(アール)を付ける事により
軽く・強くできます。
この材料は作るのがパイプを使用した補強に比べて結構大変なのですが、見た目の印象もかなり良く、軽くて強度も出せるので、フレーム補強にはイイのではないでしょうか!?
やっぱりフレームの補強は、どこかの部分をカットなどしないと必ずフレーム単体の重量が増えますので 軽く・強く・美しくが大前提ですよね。
僕はどんなパーツを製作する際にも、常に『軽く』・『強く』・『美しく』を心がけるようにしています。
なんだか女性のタイプもそんな感じの方が・・・。
う~ん、一緒にしちゃイカン(笑)。