当店のステップについての見解です。
かなり偏った感じの考えですが、あくまで僕(サネカタ)のみの見解として読んで下さい・・・。
やはり、体・乗り方・走るステージに合わせたモノを選んだ方がイイのはもちろん分かっていますよね。
まず僕が選ぶ場合には、
①位置が好みであること。
②感触の良いグリップ感で、固定式バーであること。
③補修パーツがきちんと迅速に出ること。
④ペダルの軸にはベアリング入りであること。
かなり多くなってしまいましたが、これが僕のステップを選ぶ際の最低限の条件です。
その条件を満たしてくれるステップといえば、一般的な量産品だと結構限られてくるのですが、位置が合わないとか、ガタが多すぎるペダルとか、普段バイクに乗る際に履く靴やブーツでグリップが悪いバーなどは他人のバイクみたいでイマイチしっくり来ないんです・・・。
やはり、比較的鈍感な足とはいえ常に触っている部分だけに位置・操作性・操作感などは僕にとっては重要項目なんです!
僕はアルミ削り出しパーツの溶接・製作などは前から大好きなので、いつもステップ関係などは単品製作で好みのモノを作ります。
材質・バーの位置・ローレット加工(滑り止め)の種類&深さ・ペダルの長さ・ベアリング内蔵ペダル・シフトタッチなどは常にとことんまでこだわって、材料費は度外視で作ります!
今でこそベアリング入りのステップは珍しくはありませんが、チェンジペダルの軸と、Fスプロケットカバーのシフトシャフトの穴部分へのベアリング取り付けはかなり以前の12年以上前・・・から行っていたんですよ!
ちょっとのシフトミスやシフトタイミングでも長丁場のレースではタイムに大きく関わってきますので、レースメカだった僕チャンとしてはちょっとでも楽に、きちんと確実にシフトできるようにしてあげたかったのです。
な~んてカッコつけてみたりして!
このように、1つ1つのパーツをよ~く見ると、『こうした方がイイのでは?』とか『こうしたらもっと良くなるのでは』とか色々なアイディアが沸いてきませんか?
そのアイディアを実践して、好結果が出た時の快感は忘れられませんよ。
色々なアイディア・パーツ選びで、もっともっとバイクが自分の手足みたいになっていって下さいな!